香りにふれる

 
4月に誠文堂新光社より発売された、日本香堂ホールディングス監修の書籍『日本の香』の発売記念POPUPショップを開催いたします。
「香りにふれる」をテーマにした、1500年の香りの歴史とその魅力を「香りをたどる」「香りをかんじる」「香りをあじわう」の3つの要素で体験できる展示です。豊富なビジュアルと日本の「香」の歴史、そして国内外の研究者・調香師のインタビューで構成された書籍『日本の香』の世界観を、様々な視点からご体感ください。
 
また、8月9日(土)限定で、香りの体験を楽しめるスペシャルイベントを開催し、「たどる」「かんじる」「あじわう」の3つのイベントの参加チケットと香りのグッズ、和多屋別荘日帰り入浴券などをセットにした限定6名のプレミアムチケットもご用意します。
 
 
■POPUP概要

期間:2025年7月23日(水)〜8月11日(月・祝)
時間:9:00~20:00

場所:ロビーエリア

 

■展示コンセプト「香りにふれる」

香道の世界には「香りを聞く」という言葉があり、そこには「香りを見ることはできないから、心で香りを感じ取る」という意味があります。本展示では、「見ることのできない」香りを、歴史や文化の文脈、お香やお線香などの身近な香りの道具、そして香りを言葉にした作品を通じて体感していただきます。日本香堂グループの理念「香りと旅する」を体験できる機会として、書籍『日本の香』と3つの展示要素、期間中のイベントを通じ、香りにふれ、香りに思いを寄せ、香りと旅する体験をお楽しみいただけます。

■香りに‟ふれる“ための3つの展示ゾーン

香りに関心を持つきっかけは人それぞれです。今回はその入口として「歴史・文化」「体験」「言葉」の3つを設定しています。

①  「香りをたどる」(お香にふれる)

書籍『日本の香』で紹介している、奈良・平安・室町・江戸・明治の時代ごとの香りの文化を展示。1500年の歴史を持つ香りが、それぞれの時代でどのような存在であったのかを時代をたどりながら体感できます。

 

②  「香りをかんじる」(香りの言葉にふれる)

日本香堂の代表的な商品や、特別な商品をその特徴とともにご紹介し、気になった香りをその場で体験できます。期間中は、ご購入いただける商品もご用意しています。

③  「香りをあじわう」(香りの言葉にふれる)

第2回三服文学賞の大賞受賞者で、新進気鋭の詩人・葦田不見(あしだみず)さんに書き下ろしていただいた「香り」の表現作品を展示。また、来場されたお客様から募る「私のしあわせな香り」とそのエピソードも展示し、言葉を通じて、香りにふれる体験をお届けします。