和多屋別荘

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【今年は書籍化も】第2回 三服文学賞の詳細発表!

 

BOOKS&TEA 三服の開業1周年を記念して初開催され、予想をはるかに上回る反響をいただいた三服文学賞を今年も開催いたします。

三服文学賞とは

お茶と本を愉しむための書店「BOOKS&TEA 三服(さんぷく)」を館内に開業した旅館・和多屋別荘が主宰する温泉旅館発の新しい文学賞です。三服や嬉野温泉に関わりのある7つの事柄をテーマに文学作品を募集します。

 

大きな反響をいただいた第1回

「暮らしのなかに『書く』時間を取り入れる愉しみを共有したい」という想いから三服文学賞は始まりました。文筆業をされている方に限らず、全国の普段文章を書く機会がない方々からもひろく作品を募集したところ、4歳から102歳まで老若男女のみなさまにご参加いただき、2,170作品が集まりました。

<第1回の結果>
応募者数:1,523 名(4歳~102歳)
応募作品:2,170 作品
応募地:日本全国、アジア、アメリカ

大賞:平出奔『笑っているのがわかる』
授賞作品はこちらから

 

大賞賞品について|第2回は「書籍化」も大賞賞品に!

特にSNSを中心に話題になったのは、大賞賞品である「1年間のライターインレジデンス権」でした。
大賞に選ばれた方は「三服作家」として和多屋別荘に宿泊し、三服で執筆活動を行う権利が1年間得られるなど和多屋別荘があなたの執筆活動を全面的に応援します。

そして、第2回では「1年間のライターインレジデンス権」だけでなく、「書籍化」も大賞の賞品としてお贈りいたします。大賞作品をもとにオリジナル書籍を制作し、BOOKS&TEA三服や嬉野温泉周辺だけで購入することができるご当地本になります。

 

第2回 三服文学賞の応募詳細

皆さまのご支持を受けてパワーアップして帰ってきた第2回三服文学賞の応募概要が本日公開となりました。

 

<第2回 三服文学賞 応募詳細>

三服文学賞ホームページをご確認ください。

応募開始は年明けとなりますが、今から執筆活動をはじめてご準備いただければ幸いです。奮ってのご参加をお待ちしております。

 

応募開始に合わせてイベントを実施予定

応募開始の前日2024年1月21日(日)には、『起きられない朝のための短歌入門』の著者である歌人の我妻俊樹さんと平岡直子さんをお招きしたイベントを実施予定です。詳細は後日公開させていただきます。

我妻俊樹(あがつま・としき)

1968年神奈川県生まれ。2002年頃より短歌をはじめる。2016年、同人誌「率」十号誌上歌集として「足の踏み場、象の墓場」を発表。2023年に第一歌集『カメラは光ることをやめて触った』(書肆侃侃房)上梓。平岡直子とネットプリント「ウマとヒマワリ」を不定期発行中。2005年「歌舞伎」で第三回ビーケーワン怪談大賞を受賞し、怪談作家としても活動する。著書に『奇談百物語 蠢記』(竹書房怪談文庫)などがある。

平岡直子(ひらおか・なおこ)

歌人。1984年に神奈川県に生まれ、長野県に育つ。2006年、早稲田短歌会に入会し、本格的に作歌をはじめる。2012年、連作「光と、ひかりの届く先」で第23回歌壇賞受賞。2013年、我妻俊樹とネットプリント「馬とひまわり」( のちに「ウマとヒマワリ」)の発行をはじめる。2021年に歌集『みじかい髪も長い髪も炎』を刊行、同歌集で第66回現代歌人協会賞を受賞。2022年には川柳句集『Ladies and』を刊行。現在「外出」同人。