旅館業界や観光産業の最近のブログ記事

嬉野温泉・和多屋別荘・小原健史です。   (ブログ:791号)


5月11日、佐賀市のホテルで「新幹線さが未来づくり協議会」の
平成24年度総会が開催されました。 
主催は佐賀経済同友会の村岡会長で、通常総会の予算、決算など
の議案の審議の後、約30分間、佐賀県旅館ホテル組合理事長の
立場で、「新幹線と佐賀県の観光」と題して私が講演をさせて
頂きました。

<会場の様子と村岡会長のご挨拶>

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私の講演の内容は・・・、

(1)はじめに

(2)佐賀県の観光産業の現状=九州新幹線・鹿児島ルート開通と
   大震災後の状況
   *南九州の鹿児島県への観光客が急増し、継続している。
   *西九州地区は震災後の風評被害や円高などで低迷。
   *国内の観光客と海外の観光客

(3)新幹線の「岡山開業」や「博多開業」の時代の歴史
   *岡山開通時は、高松を通り越して高知県へ!
   *博多開業時は、西九州が盛況へ!
   *「利用客は、新幹線で先へ先へとの意識」があるのでは
     ないか!
   *西九州ルートの“先は”?

<私の講演中の会場風景>

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(4)「新幹線」の“新”といつまで呼称できるのか?
   *「東海道新幹線」の開通から半世紀が経過した。 
   *少子高齢化社会の中で定住人口の減少があり、観光振興
    策は、それを補う交流人口の誘致策
   *東京〜名古屋間では「リニアモータカー」が実現化の予定

(5)佐賀県は東西の交通インフラは充実しているが、南北の
   ルートが弱い。
   *旅館ホテルの現場では、県内の南北の交通が説明し辛い。
   *佐賀県の“経済的南北問題”の解決を!
   *県内の“タテの一般道”の整備を!
  
(6)西九州ルートの意義
   *長崎市から先は、高速船で上海・中国大陸と結ぶべき!
   *博多港と釜山港の間の「ビートル号」などの高速艇で
    朝鮮半島とも結んでいる。
   *新幹線西九州ルートの開通を機に、長崎県と佐賀県の
    更なる連携を進め「道州制」への端緒を切り開く位の
    政治的な大きなビジョンを掲げるべき!

(7)西九州ルートが開業する迄に沿線地域が行うべきこと
   *通り過ぎ観光地にならない為に魅力ある個性的な
    “街づくり”を!
    ・武雄市&武雄温泉の目覚ましい情報発信力
    ・嬉野温泉は“UDやバリアフリーの街づくり”を推進中
    ・良く言われる“滞在型観光地”づくりは一朝一夕には
     無理があり、まずは「1泊2食型」から「2泊へ」
     そして、「3泊」へ

(8)旅館ホテル業や観光産業の独特の喫緊の課題
   *金融面
     ・地価の下落による金融担保力の劣化による金融の
      硬直化
     ・経営努力以外の外的要因での経営の困難性
   *顧客ニーズの多様化
     ・「団体中心型」から「個人・グループ型」へ
     ・「男性主体型」から「女性主導型」へ 
     ・「物見遊山型、歓楽型」から「体験・交流、癒し
       寛ぎ型」へ
   $「顧客満足」よりも更に高いレベルの「顧客感動型」
     や「幸福感達成型」へ

(9)「物流新幹線」構想
   *“Eco-japan-cup”の優秀賞を受賞
   * JR九州の石井元社長と久留米大学大矢野教授の共同
     研究
   * 佐賀空港と新幹線の連結による「夜間物流」と「旅客」
     の供用による
   * 長崎駅(港)から中国大陸へ高速コンテナ船で繋ぐ計画 

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以上のような内容で、急ぎ足での講演となり、雑駁な内容に
なりましたが、皆さんにご清聴頂き恐縮しました。
有難うございました。



嬉野温泉・和多屋別荘・小原健史です。   (ブログ:776号)


現在、和多屋別荘では木造部分等の「花鳥苑」や「温泉郷」及び
「みやび館」の客室のブラッシュアップ工事を進めています。

工事業者は金沢市の「TOSO館」で、佐賀嬉野バリアフリーツアーセンター
(=BFTC)のお付き合いで、全国BF観光推進機構のメンバーでも
ある北海道・旭川市の「旭川カムイBFTC」の只石代表のご紹介
で契約をしました。

<工事概容を説明されるTOSO館の坂井専務さん>

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旅館の客室は、新築や大改造では1室あたり数百何万円単位の費用
が掛かるのですが、今回のTOSO館の場合は30万円〜50万円単位
の少ないコストで客室の改修工事ができるものです。
特に、客室内の柱や長押、手すりや家具などの修復などが対象と
なります。

そのビフォー&アフターの現場見学会を、嬉野温泉の旅館組合の
仲間の皆様に向けて、和多屋別荘にて、3月9日(金)10:30
から1時間程度、「施行前」と「施工後」、そして、「施工中」の
客室の現場にて行いました。

<施工前(長押の左側)と施工後の状況>

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<座卓の施工前と施工後>

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特に、客室の木部のブラッシュアップの工事と、家具類の補修、
クロスの一部修理等のリフォーム施工がなされています。
具体的には、
(1)客室の柱や長押のなどの木部をグラインダーで削って
   真新しい白木に再生させたり、的確な色塗りをして見事に
   再生できます。
(2)家具類は、座卓の角の傷の修復や色の塗り直しで新品同様
   になるものが多いようです。
(3)クロスやじゅうたんは全面張り替えは別途費用が掛かり
   ますが、わずかな破れやキズの修理もできます。

旭川BFTCの車いす利用のスタッフも今回の施工のメンバーに
入っており、毎日、元気に取り組んで頂いています。

<客室内の見学会の様子>

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9日の見学会に参加したのは、嬉野温泉の旅館組合の数軒の
旅館ホテルの幹部の皆さんと組合職員及びBFTC職員の皆様
でしたが、冒頭、ロビーにてTOSO館の坂井専務(奥様)さん
から事業の概容の説明を行い、その後、施工前と施工後の
客室内、及び施行中の三つの客室を見比べて貰いましたが、
皆さん感心されていました。 

<椅子の修復塗装の工事の様子>

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このブラッシュアップ工事のシステムを、嬉野温泉の各旅館
や佐賀県、そして、全国の旅館ホテルにも拡大し・・・、
この三方両得=<旅館は軽費での改修工事>+<障碍者は
仕事の生き甲斐>+<BFTCは財務や事業の強化>につながれ
ばと思います。 

どうぞ、宜しくお願い致します。

興味のある方、見学希望の方は・・k-kohara@wataya.co.jp
へメールを頂くか、又は、電話=0954(42)0210
和多屋別荘・社長室の増田明彦または伊東恵美子までご連絡
を!



嬉野温泉・和多屋別荘・小原健史です。   (ブログ:772号)


2月20日、東京都の全国旅館会館のすぐ近くの全国都道府県会館
において、「全国旅館政治連盟支部長会議」及び「全国旅館生活
衛生同業組合連合会(=全旅連)理事会」が開催されました。

<冒頭の佐藤信幸会長のご挨拶と会場の様子>

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13時30分より清澤政治担当理事の進行と議案の説明で、政治連盟
の会議が始まり、冒頭、佐藤信幸会長からご挨拶があり、その要点
は下記の3点です。
(1)昨年3月11日の東日本大震災の対応の反省と賠償請求の徹底
   について
(2)民主党の観光振興議員連盟との連携強化と“建物の固定資産
   税”の軽減化の閣議決定の報告
(3)消費税の増税に対して“外税”の堅持の確認と業界内のPR
   の徹底を!

佐藤信幸会長の挨拶の後、すぐに議事に入りました。

第1号議案・・・平成23年度活動報告、及び、収支決算報告の件
         及び監査報告
第2号議案・・・平成24年度活動方針案、及び、収支予算案の件

議事の中で、消費税の税率と外税化について議論が白熱しましたが、
結果的に「消費税率については国会の議論を待つことにして、税率
が何%であれ、“外税”だけは堅持すること」で決着しました。

<政治連盟の議案の説明をする清澤理事>

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小休憩の後、会場は「全旅連・理事会」になり、再び佐藤信幸会長
の挨拶の後、議事の審議に入りました。

会長の挨拶は・・・、
(1)民主党の川内博史観光議連会長の努力で「旅館ホテルの建物
   の固定資産税の軽減化」の経緯の説明
(2)NHKの受信料の団体割引の当初の経緯から現状の説明
(3)東電の原発事故を原因とした「電気料金の値上げ」の反対の
   意思表明
(4)“消費税の外税”の堅持・・・旅政連に引き続き確認
   その後、議事に入り、勝田事務局長の説明により平成24年度
   の事業計画(案)の審議に入りました。

<全旅連理事会の議案を説明する勝田事務局長>

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審議の中で・・・、
(1)NHK受信料の会計検査院のチェックで全旅連組合員の団体
   割引制度の加入率を上げるように改善指示がNHKに出ている
   こと、その各県の加入率アップの対応
(2)東電の原発事故の賠償の交渉の進捗と東電の値上げへの反対
(3)パート従業員の社会保険・年金の条件の緩和への反対
(4)劣後債などの最新の金融の技術や情報の告知
(5)カード決済についての情報交換
   全旅連顧問の渡辺清一朗氏紹介の各旅館ホテルの自社ホーム
   ページのカード決済システムの紹介

<NHK問題等の説明をされる工藤専任理事>

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私から、
(イ)農家民泊について、「衛生基準には規制緩和はない!」と
   の考え方から、農家民泊も旅館業の許可をとること。
   但し、佐賀県の特例=トイレの男女共用は認可
(ロ)金融円滑化法案の意味
   *新規借入の不可能の場合の説明要求権
   *返済の緩和として、バンクミーテイングでの金額の残高
    按分方式=プロラタ方式の返済方法の情報提示
(ハ)各種のマイレージポイントの死蔵分の還元方式の・・・
   「サイモンズカード」の紹介
などの意見発表を行いました。

本年度の全旅連大会は6月に岡山県で、来年度の大会は山梨県
で開催されることが審議され、本日の理事会を終了しました。

理事会終了後、旅館会館の「四川飯店」において「全国旅館の集い」
と言う恒例の政治パーテイーが開催され・・・、
佐藤国観連会長、近兼日観連会長、佐藤全旅連会長はじめ全国の
支部長の参加の下、旅館業のために固定資産税の減免やNHK受信料
の件でご苦労頂いた民主党の川内博史代議士、そして元総理大臣の
鳩山由紀夫先生もご出席いただき大いに盛り上がりました。

<川内博史先生を囲んで旅館三団体会長と!>

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<ご挨拶を頂いた鳩山由紀夫元総理大臣>

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嬉野温泉・和多屋別荘・小原健史です。   (ブログ:771号)


2月8日、午前11時より東京都平河町の全国旅館会館内の全旅連
会議室に於いて、全国旅館業厚生年金基金の理事会と評議員会の
会議を開催しました。
私はこの基金の理事長として2期目を終えて、4月の新年度から
3期目に入ることが昨年秋に決定しました。
この基金は、遡ること約20数年前に、「旅館業界にできるだけ
良い人材を集め、定着させよう!」との思いで、当時の厚生省が
勧めていた業界の年金基金の創設に、当時の日本観光旅館連盟
と全国旅館環境衛生同業組合(=全旅連)青年部が発起団体と
なって、旅館三団体(全旅連・国観連・日観連)のそれぞれの総会
の機関決定を経て発足をしました。

<今回の理事会の資料:各運用会社の企画書>

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システムとしては、国(=厚労省)が管理する厚生年金(事業所
と従業員が半分づつ負担している社会保険の中の年金制度)に
加えて、事業者側が全額負担して僅かながら加算して支給する
もので、設立当初の「旅館業の福利厚生の充実」の理念は素晴ら
しいものでしたが、“集まった資金を生命保険会社や信託銀行に
委託して株式市場で運用し、その果実を持って、退職後の従業員
や経営者の生活を保全維持していく”と言う制度設計自体が、
今にして思えば、無理があったと感じざるを得ない状況です。

分かりやすく言えば、平均的に20年以上、場合によっては40年
以上将来の退職後の従業員や経営者の生活の安定維持のために
集めた資金を、毎日、乱高下する株式市場に注ぎ込んで、その
運用益を持って、年金基金としての目的を果たそうとした目論見
自体が甘かったと言わざるを得ません。

<株価の乱高下に対応する新商品の資料>

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設立当初の20数年前は、日本の経済情勢や株式市場が現状の
ように低迷し、乱高下するとは誰もが思い及ばなかったのだと
も思います。
20数年前の株式市場は、その業界の歴史上でも最も高い値で、
日経平均2万数千円台で推移して、株式の売買の結果得られる
果実=利回りも相当の高い利率と絶対額を得ていたのですが、
今日の株式市場は8千円台から少し戻して9千円台と世界的な
不況を色濃く反映して、旅館業の年金基金も長期的には大きく
棄損し、加盟事業所の減少や、現役で働く人々よりも年金基金
から受給される人数が増加すると言う、制度的な成熟期に入り
、益々厳しい状況となっています。

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最近の理事会・評議員会では、「年金基金」自体の解散論も
噴出するほどの状態の時期もありましたが、昨年1年間かけて
法律と手続きに則り「支給率の低減」を決定し、また、昨日の
会議では、資金運用の範囲を伝統的な「国内や先進国に限った
国債や株式」のみの運用から、新たな分野へのオルタナテイブ
投資、所謂、伝統的な手法に依らない投資(=海外の新興国の
債券や株式、及び不動産への投資)も含めた様々な新しい手法
を駆使して、できる限りの良質で効率の利回りを得るべく、
チャレンジを行うことを決定しました。

ここに至るまで、島村常務理事はじめ事務局の職員各位による
・・・苦しい運用成績から脱却すべく安定利回りや高利回りの
投資の情報収集、また「給付率削減」と言う荒業に柔軟に対応
した事務手続きに努力頂いている各スタッフに御礼を申し上げ
たいと思います。

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この基金の設立当時から携わったものの一人として、今後とも
できるだけの効率的な資金の運用を心掛け、加盟事業所の
従業員や経営者の福利厚生が充実することに、役職員一同、
と共に邁進していきたいと思います。




嬉野温泉・和多屋別荘・小原健史です。   (ブログ:765号)


1月11日は、佐賀県代表事務所の開設のための訪問団の実質的な
活動に入りました。
午前中には、宿泊したホテルのホールで、日本のJETROの香港
事務所の講演会がありましたが、この内容は、ボリュームが
大きいので、別途、報告します。

今回は、多くの県議会議員や市町長や各団体の代表の約60名で
構成されていますが、それぞれ3チームに分かれて香港の政治、
流通、産業、など各分野の視察を行いました。

<香港の日本領事館の格式ある表示板>

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私は、知事と県議会議長のグループに入り、最初に香港の日本
領事館の隈丸総領事を訪問しました。
厳重な計画の二重セキュリテイーの入口を入り、会議室にて
まず、古川知事のご挨拶があり、昨日のパーテイー出席への御礼
の言葉と佐賀県の代表事務所へのご協力のご挨拶がありました。

<香港総領事館の会議室での面談の様子>

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隈丸総領事からは、次のような挨拶と質問への回答の発言が
ありました。
(1)中国本土に事務所を移設する他の県がある中で、今回の
   佐賀県香港事務所の開設に敬意と祝意を表します。
(2)ワーキングホリデー制度で多くの香港の若者が日本へ
   行き、働いてもいる。 修学旅行などの若者は開放は
   されているが、有名大学への進学競争が激しいので、
   低学年よりもより高年齢の学生の方が呼びやすい。
(3)日本の企業や地方公共団体への方々には「日本ブランド」
   の確立」と「“ALL-JAPAN”の好感度で日本のイメージ
   アップを!」と申し上げている。
(4)日本への渡航は、昨年の大震災でかなり落ち込んだが、
   最近は急速な回復がなされている。
(5)香港は、口コミ社会であり、日本への観光や日本の商品
   の体験をさせて満足させると成功しやすい。
(7)大きな中華圏の中のことはであるが、香港人はシンガポール
   を色んな意味でライバルとしてみていて、特に金融や
   TAXの優遇措置、輸出入など経済面で競争が激しい。
(8)農産物などは、九州各県が互いに香港市場で競争しているの
   で、“ALL九州”の考え方で連携、共同してビジネスにした
   方が良い。
(9)伝統的な精緻な日本文化の魅力は、香港人には魅力的で
   資産家が多いのでビジネス効果が上がるのではないか。

以上のような、隈丸総領事と古川知事や同席者の質疑応答は有意義
なものであったと思います。


総領事館を後にして、香港佐賀県人会の幹部の方々と昼食をとりながら
交流を深めました。
特に、県人会長のJT香港の副島社長のお話は、迫力があり、
故郷佐賀県を思う熱いお気持ちに、感動しました。
また、地元の佐賀県にも毎月1回位は帰省されていて、嬉野温泉も
良く、会社や個人的にも利用されていて、わが和多屋別荘もご利用
頻度が高いとのことで、その場で御礼を申し上げました。
昼食会の際の話題を数件、列記します。

<佐賀県人会の副島会長さん達との昼食会の様子>

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(1)香港人は、基本的に昼食時も夕食時も酒類を飲まない
   とのこと。 理由は、夫婦共稼ぎでフィリッピンン人のメイドを
   雇う家庭が多く、ご主人が酔っぱらうと家庭の和が乱れ
   るもとになるとのこと。
(2)食事の際は、お茶やコーラを飲む人が多く、烏龍茶では
   なく緑茶が多い。
(3)香港には、居酒屋から料亭まで多くの日本料理店があり、
   人気がある。 日本人の調理師も多い。
(4)香港の日本企業の代表や幹部は、アジア全体や東南アジア
   全体を管轄しており、中国だけでなく、モンゴルからインド
   ネシア、インド、中東近くまで飛び回っていて、週末しか
   香港に戻らない。

昼食後には、すぐ近くの香港の中心部に開設された「佐賀県香港代表
事務所」を見学しましたが、家賃の高い香港ではどこのオフィスも
手狭のようですが、狭いながらも立派な事務所に誇りを持てました。

<佐賀県香港代表事務所の様子>

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<SOGO香港店の幹部のお二人と古川知事の面談の様子>

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その後、香港島の繁華街にある日本系のデパート“SOGO香港”を訪問
しました。
澤田副店長、萩野部長のお二人から様々な情報をえましたが、
その内容は、下記に列記の通りです。
(1)SOGOデパートは、香港に2店舗、中国本土に4店舗あり
   2013年には遼寧省の瀋陽に市場開拓が見込めるので新たに
   店舗を開設する。
(2)香港SOGOは前年比売上高が23%アップで推移しているが
   中国本土からの大量のお客様の購買力による伸びが大きい。
(3)東日本大震災後の直後は売上を落としたが、6月ごろから
   回復している。
(4)レストラン部門では、酒類は10%も出ない、香港人は酒を
   飲まない。 代わりに「緑茶」をよく飲み、中にはコーラで
   刺身を食べているお客様もいる。
(5)梨やイチゴ、ミカンなど日本の果物や菓子類も良く売れる。
(6)「佐賀牛」の人気は根強く完全にブランド化ができた。
   良い品質もモノには高額でもオカネを使う富裕層も多い。
(7)香港人や中国人の従業員の教育訓練には苦労をした。
   公共のマナーも以前からすればよくなっており、店舗の
   サービス精神も更に磨きをかける必要がある。
   スタッフに注意をするときは、面子を重んじるので別室で
   個別に注意しないといけない。

以上のような内容で、香港の小売業の実態を把握することができ
ました。
会議室でお話を聞き、質疑応答をして頂いた後、デパート内の
食品売り場や陶磁器販売コーナーを視察して回りました。
食品売り場では、大量のお客様が買い物中で、売り場を通り抜け
ることもできない程の人出で香港の活気を肌で感じました。

<SOGO香港店の売り場の様子>

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佐賀牛の焼肉の試食、佐賀のイチゴなどの試食コーナーに
人だかりができていました。

最後に、香港の旅行会社を数社訪問し、古川知事自ら佐賀県への
送客をお願いして頂き、佐賀県旅館組合理事長の立場で参加した
ので、私からも佐賀県のPRを行い、腰を低くして誘客に勤め
ました。

香港から九州への観光客の要望や評価などは次の通りです。
(1)九州は「大自然」や「温泉」や「歴史のある町」が人気
   であり、また、「料理・食べ物」「温泉」「買い物」が
   重要な顧客のニーズでもある。
(2)香港からは、東京へは個人で、九州へは団体で行くことが
   多いが、今後は変化していくかもしれない。
(3)香港ドラゴン航空やエキスプレス航空などが佐賀空港に
   離発着することができれば送客しやすい。

旅行業者訪問後は、夕食会となり、佐賀県人会をお招きして
訪問団約60名の“最後の晩餐”が文化センター内の有名な
“チムサーチョイ”に集合し、古川知事の御礼のご挨拶、
石井県議会議長の乾杯の音頭で始まり、宴は大いに盛り上がり
ました・・・、
最後は香港県人会の副島会長の素晴らしい中締めのご挨拶と、
佐賀県の立石・香港代表事務所長の万歳で香港代表事務所開設
の訪問団の全行程が終了しました。

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アジアの経済センターである香港への訪問は、私にとって
非常にエキサイテイングな旅でした。
佐賀県庁、香港事務所、香港の佐賀県県人会、そのた上記に
列記した関係の方々に重ねて御礼を申し上げます。
誠に有難うございました。

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<素晴らしい風情のペニュンシュラホテル香港>

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佐賀県 嬉野温泉 美肌の宿 和多屋別荘

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